こんばんは。
教室長の衛本です。
今月は野外学習や、修学旅行のある中学生が多いのではないでしょうか?
学校生活で一番楽しみなイベントの1つです。
気の合う仲間と思いっきり楽しんでほしいですね。
さて、
話は変わりますが、
今日は何の日でしょう?
今日は、
温度計の日
です。
1686年のこの日、水銀温度計を発明し、華氏温度目盛りに名前を残すドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトが生まれました。
ファーレンハイトの生まれた日付の5月14日はユリウス暦によるものでありますが、グレゴリオ暦では5月24日となります。
華氏温度(°F:ファーレンハイト度)とは、氷と食塩の混合物の温度を0度、健康な人間の体温を96度としたものです。水の融点は32度、沸点は212度となり、180度で区切られます。中国ではファーレンハイトに「華倫海特」の字を当てたことから、「華氏」と呼ばれるようになりました。
1960年代まで、多くの英語圏の国で華氏温度は気候・産業・医療における温度の基準となっていました。1960年代後半から1970年代にかけて、メートル法への切り換えの一環として摂氏温度(°C:セルシウス度)の導入が政府によって行われました。しかし、切り換えの努力にもかかわらず、現在でもアメリカやカナダ、イギリスなど一部の英語圏の国では非科学分野での温度計測に華氏温度が使用されています。
華氏温度の支持者は、地球上の居住可能地域の大部分で気温変化は0°Fから100°Fの範囲に収まり、気温がマイナスの数字にならず、華氏温度が利用者にとって親しみやすいことを支持の理由に挙げています。また、人間の体温が華氏温度で100度以上になると治療が必要とされるなど、華氏温度は生活感覚に直結した温度目盛であると主張しています。